気になる「今年の連休」と「年間休日日数」。旅行や帰省の計画はもちろん、営業日の確認はとても大切です。2025年(令和7年)の祝日と振替休日、年間休日日数をカレンダーにまとめてみました!
2025年の祝日は何日ある?
国民の祝日とは、「国民の祝日に関する法律」によって定められた休日のことをいいます。
それぞれの祝日には祝い、感謝、記念などの意味があり年間16日が国民の祝日として定められています。祝日に土日休みや振替休日がくっつくことで連休が発生します。
国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)
1年に16日間ある国民の祝日は国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)の第2条によって、以下のように名称と日付が定められています。
元日 | 1月1日 | 年のはじめを祝う。 |
---|---|---|
成人の日 | 1月の第2月曜日 | おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。 |
建国記念の日 | 政令で定める日 | 建国をしのび、国を愛する心を養う。 |
天皇誕生日 | 2月23日 | 天皇の誕生日を祝う。 |
春分の日 | 春分日 | 自然をたたえ、生物をいつくしむ。 |
昭和の日 | 4月29日 | 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。 |
憲法記念日 | 5月3日 | 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。 |
みどりの日 | 5月4日 | 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。 |
こどもの日 | 5月5日 | こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。 |
海の日 | 7月の第3月曜日 | 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。 |
山の日 | 8月11日 | 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。 |
敬老の日 | 9月の第3月曜日 | 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。 |
秋分の日 | 秋分日 | 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。 |
スポーツの日 | 10月の第2月曜日 | スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。 |
文化の日 | 11月3日 | 自由と平和を愛し、文化をすすめる。 |
勤労感謝の日 | 11月23日 | 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。 |
祝日と土日が被ったときのルール
祝日が土日に被っていてガッカリ……。そこで救いになるのが「振替休日」。法律で振替休日のルール決められているので確認しておきましょう。
第3条「国民の祝日」は、休日とする。
内閣府「国民の祝日」について
2.「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
3.その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。
わかりやすくまとめると、以下のようになります。
①祝日が日曜日の場合は振替休日がある ②祝日に挟まれた日は休日になる |
①祝日が日曜日の場合は振替休日がある
2025年の場合は2月23日の元日が天皇誕生日が日曜日のため、2月24日月曜日は天皇誕生日の振替休日ということになります。
しかし、土曜日が祝日の場合は振替休日にはなりません。その理由は、労働基準法に関係あります。
労働基準法では法定休日は1日としており、それが日曜日であることを想定しているからです。「国民の祝日に関する法律」が定められた頃は「週休1日制」が当たり前の時代でした。そのため、日曜日が祝日の場合のみ、振替休日が発生するというわけです。
時代も令和になったことですし、今後は振替休日のルールも変わっていくかもしれませんね。
②祝日に挟まれた日は休日になる
あまり知られていませんが、祝日に挟まれた平日は「国民の休日」になります。
例えば、2019年、令和元年は5月1日が「即位の日」として、この年に限り国民の祝日になっています。そのため、ゴールデンウィークは10連休になり、超大型連休が実現しました。
次に「国民の休日」が発生するのは2026年の9月といわれています。
2026年の敬老の日は9月21日(月)、秋分の日が9月23日(水)になるため、祝日に挟まれた9月22日(火)が国民の休日になる見込みです。2026年のシルバーウィークが楽しみになりますね。
2025年(令和7年)の3連休は?
気になる3連休ですが、2025年はいくつあるのでしょうか?
5月3日~4日は祝日が3つ並ぶので、毎年必ず3連休以上になります。さらにハッピーマンデー制度のおかげで、成人の日、海の日、敬老の日、スポーツの日は確実に3連休になります。
そのほかの祝日は、金曜日、もしくは月曜日に当てはまれば3連休になります。
2025年の連休は9回!
2025年の連休を数えてみると、9回でした。
2月11日の建国記念の日は火曜日、3月20日の春分の日は木曜日、4月29日の昭和の日は火曜日、9月23日の秋分の日は火曜日で飛び石の休日になります。
また、5月3日の憲法記念日は土曜日で振替休日はなし。5月4日のみどりの日は日曜日ですが、次の日がこどもの日で祝日のため5月6日火曜日が振替休日となります。
2024年はカレンダーの当たり年で3連休が12回あったのですが、今年は飛び石の休日が多い印象です。有給やお盆休み、年末年始休みを組み合わせると大型連休にできそうですね!
①成人の日:1月11日(土)・12日(日)・13日(月・祝) ②天皇誕生日:2月22日(土)・23日(日・祝)・24日(月・振) ③GW4連休:5月3日(土・祝)・4日(日・祝)・5日(月・祝)・6日(火・振) ④海の日:7月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝) ⑤山の日:8月9日(土)・10日(日)、11日(月・祝) ⑥敬老の日:9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝) ⑦スポーツの日:10月11日(土)・12日(日)・13日(月・祝) ⑧文化の日:11月1日(土)・2日(日)・3日(月・振) ⑨勤労感謝の日:11月22日(土)・11月23日(日・祝)・11月24日(月・振) |
2025年(令和7年)のゴールデンウィークはいつからいつまで?
2024年のゴールデンウィークは、4月29日(火)は昭和の日ですが飛び石、5月3日(土・祝)~6日(火・振)の4連休になります。
4月28日、4月30日~5月2日は平日になるので大型連休にはならないようですね。
2025年(令和7年)のお盆休みはいつからいつまで?
一般的にお盆休みとは、盆の入り(迎え火)の8月13日から盆明け(送り火)の8月16日までの4日間の期間を指します。
2025年は8月11日(月)が山の日で祝日になります。そのため、企業によっては8月12日(火)~8月15日(金)をお盆・夏期休業期間とするところもあります。土日と合わせると8月9日(土)~17日(日)の9連休になる可能性もあります。
旅行や帰省の予定は早めに立てて、計画的に有給を使ったほうが良さそうですね。
2025年(令和7年)のシルバーウィークはいつからいつまで?
ゴールデンウィークに対して、9月の連休をシルバーウィークといいます。
2025年9月の祝日は9月15日(月)敬老の日と9月23日(火)秋分の日の2日。3連休になるのは1回のみのため2025年のシルバーウィークはありません。次にシルバーウィークになるのは前述の通り、2026年の見込みです。
2025年(令和7年)の年末年始休業はいつからいつまで?
一般的に企業の年末年始休業は12月29日から1月3日の6連休になります。公務員の御用納め、御用始めにならって定めている企業が多いようです。
2025年の年末年始休業期間はうまく土日が組み合わさり、2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)までの9連休になります。2024年に引き続き、かなりの大型連休になりますね!
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2025年(令和7年)の年間休日日数は131日
2025年(令和6年)の国民の祝日を数えてみましょう。
2025年の祝日・振替休日は19日です。そのうち、土日に重なっていないのは16日です。さらに2025年の土日の日数を数えると104日なので、2025年の休日日数(土日祝日)は104日+16日=120日ということになります。
1 | 元日 | 1月1日 | 水 |
2 | 成人の日 | 1月13日 | 月 |
3 | 建国記念の日 | 2月11日 | 火 |
4 | 天皇誕生日 | 2月23日 | 日 |
5 | 天皇誕生日の振替休日 | 2月24日 | 月 |
6 | 春分の日 | 3月20日 | 木 |
7 | 昭和の日 | 4月29日 | 火 |
8 | 憲法記念日 | 5月3日 | 土 |
9 | みどりの日 | 5月4日 | 日 |
10 | こどもの日 | 5月5日 | 月 |
11 | みどりの日の振替休日 | 5月6日 | 火 |
12 | 海の日 | 7月21日 | 月 |
13 | 山の日 | 8月11日 | 月 |
14 | 敬老の日 | 9月15日 | 月 |
15 | 秋分の日 | 9月23日 | 火 |
16 | スポーツの日 | 10月13日 | 月 |
17 | 文化の日 | 11月3日 | 月 |
18 | 勤労感謝の日 | 11月23日 | 日 |
19 | 勤労感謝の日の振替休日 | 11月24日 | 月 |
お盆休み・年末年始休業を合わせると年間休業日数は…?
さらに、お盆休みや年末年始休業期間を足すと、一般的な週休2日制の企業の年間休日日数がわかります。
2025年の場合は、土日祝日は120日です。さらに土日祝日にかぶっていない、お盆休みが4日間、年末年始休業は5日間(2025年1月2日、3日、12月29日30日、30日、31日)になります。
つまり、2025年の年間休日日数は120日+4日+5日=131日ということがわかります。2024年は126日だったので、5日間の休みが増えました。
企業の年間休日日数の平均は?
労働基準法第32条では「労働時間の上限を1日8時間、週40時間まで」と定めており、さらに第35条では「労働者に対して毎週少なくとも1回、または4週間に4回の法定休日を与えなければならない」と定めています。
つまり、法定休日は年間105日が平均的です。フルタイム8時間で働き、土日のみ休みの場合はおおよそ年間休日日数が105日になります。
さらに祝日も休みの場合は、年間休日は「週2回の休み(104日)+国民の祝日(16日)」で年間休日120日。お盆休みやお正月休みを5日分足すと年間休日125日が平均的な休日日数になります。
求人情報に記載されている年間休日日数は、この計算方法で算出されています。求人票に「年間休日日数125日」の記載があるかどうかが、ホワイト企業かどうかの判断基準にもなっています。
進捗管理表やガントチャートを作るときは祝日・お盆・正月休みに要注意
工数管理、進捗管理をエクセルやスプレッドシートで行っている場合は、祝日やお盆休み、年末年始休業期間の設定が漏れないように気をつけましょう。
【Googleカレンダー】に大安などの六曜を追加する方法
新しいサービスをリリースする、大きな商談をするなど「大安」を選ぶ方は多いと思います。その都度調べるのは面倒なので、ワンクリックでGoogleカレンダーに追加しておきましょう。
公益財団法人 禅文化研究所のホームページから、Googleカレンダー用の大安カレンダーを追加することができます。とても便利なので活用してみましょう.
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まとめ
2025年(令和7年)の祝日と休日日数についてまとめてみました。一般的な企業の2025年(令和7年)の年間休日日数は131日です。2025年は3連休は少なめですが、お盆と年末年始休みがうまく組み合ったので、年間休日日数は多めです。
ちなみに、一般的な企業の年間休日日数は125日が平均的です。
業界や業種によっては土日休みではない、祝日も出勤だがお盆休みが長いなどというケースもあります。特定の業界へ営業活動を考えているなら業界や業種ごとの慣例も調べてみましょう。
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