「うちのターゲット層、どのSNSを使えば効果的にリーチできるの?」そんな悩みをお持ちのマーケターのみなさまへ。
SNSマーケティングで成功を収めるには、ターゲットとする年代層がどのSNSをどれくらい利用しているのか、そして最新のトレンドを掴むことが重要不可欠です。
そこで今回は、総務省が発表した最新の統計データをもとに、年代別のSNS利用状況を徹底分析! さらに、それぞれのプラットフォームにおけるトレンドも交えながら、年代別に効果的なSNSマーケティング戦略を探っていきます。
総務省の「通信利用動向調査」は必見!
総務省の「通信利用動向調査」は、情報通信技術の進化や普及が社会や国民生活に及ぼす影響を明らかにし、今後の情報通信政策の参考とすることを目的とした統計調査です。
この調査は毎年行われ、国民の情報通信メディアの利用状況や情報行動について、以下のような項目を調査しています。
- インターネットの利用状況
- 利用しているサービス・アプリケーション
- 情報通信機器の保有状況
- 情報セキュリティに関する意識
- 情報通信技術(ICT)に関する意識
調査結果の概要は総務省のウェブサイトで公表され、詳細なデータは「報告書」としてまとめられています。
この調査結果は、情報通信政策の立案だけでなく、民間企業におけるマーケティング戦略やサービス開発などにも広く活用されています。かなり役立つ情報なので、必見です。
参考:総務省「令和4年度 通信利用動向調査」
年代別SNS利用率データ分析(2023年版)

※引用:総務省「令和5年通信利用動向調査」より
※ここでのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、Facebook, Twitter, LINE, mixi, Instagram, Skypeなどを指す
まずは、総務省が発表した「令和5年通信利用動向調査」から、年代別のSNS利用率の最新データを見ていきましょう。
令和5年(2023年)の国内SNS利用率は80.8%で、前年より0.8%上昇しています。
年代別に見てみると、ティーン(13歳以上)~20代のSNS利用率は90%を超えています。もはや生活の一部として定着していることが想像できます。30代~40代も90%近い利用率、50代~60代も約80%が利用しており、無視できない存在です。
どの年代も、SNSの利用率は年々増加傾向にあり、今後の動向に注目が必要です。
インターネット利用はスマホ派が多い

※引用:総務省「令和5年通信利用動向調査」より
個人の場合、インターネット利用者の割合は、13~69歳では9割を超えています。インターネットの利用機器は13歳以上でスマートフォンがいちばん多くなっています。
インターネット利用はスマホを使うユーザーは年々増加傾向にあります。
年代別に見る!主要SNSのトレンド分析

※引用:総務省「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より
ここからは、総務省発表の「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より、主要SNSのトレンドを年代別にご紹介します。
10代~20代:TikTok、Instagramでトレンドを牽引!
いわゆるZ世代は情報感度が高く、新しいもの好きなのが特徴です。他の年代に比べて、TikTok、Instagramの利用率が高いことがわかります。
TikTokやInstagramは新しいトレンドが生まれやすいプラットフォームであり、トレンドに合わせたコンテンツを作成することで、より多くのユーザーに届けることができます。
TikTok

短い動画コンテンツが中心で、流行の移り変わりが速いプラットフォームです。ユーザーの興味関心に基づいて動画をレコメンドするため、フォロワー数に関わらず多くのユーザーに動画が届きやすいです。
インフォテイメント性を意識した動画広告や、インフルエンサーマーケティングが効果的です。他プラットフォームと比較して、広告費が比較的安価で始めやすいのも特徴です。

視覚的に訴求できる写真や動画コンテンツが有効です。おしゃれな世界観を演出し、共感を呼ぶことが重要です。
Instagramの短尺動画コンテンツであるリールも、TikTokと同じくエンゲージメント率が高く、狙った顧客層へ広くリーチできることが特徴です。商品紹介動画やハウツー動画など、購買意欲を刺激するコンテンツを作成することで、売上向上に繋げることができます。
2023年には、Instagramとの連携したテキストベースの新しいソーシャルメディアプラットフォームであるThreads(スレッズ)がリリースされ、より情報が拡散されやすくなったのも注目ポイントです。
30代~40代:X(旧:Twitter)、Instagram、Facebookで情報収集!
仕事や家庭を持ち、情報収集を目的としたSNS利用が目立つようになります。X(旧:Twitter)、Instagram、Facebookに加えて、LINEの積極的な活用も目立ちます。
X(旧:Twitter)

X(旧:Twitter_は リアルタイム性と拡散力に優れたSNSです。ユーザーの興味関心に基づいた広告配信も可能なため、高い効果が期待できるマーケティングツールです。
ただし、誤った情報の発信や、不適切な発言は炎上につながる可能性があります。

家族や友人の近況報告などをチェックする目的で利用する人が多いです。
Facebook広告も、ユーザーの「いいね!」や行動履歴に基づいた、より細やかな興味関心に基づいたターゲティングが可能です。年齢、性別、居住地など、さらに詳細なターゲティングと豊富な広告フォーマットによって、効果的なマーケティング活動に繋げることができます。
LINE

LINEは日常的に使うSNSのひとつです。企業アカウントを通じて、クーポンやキャンペーン情報などを配信するのが効果的です。
50代以上:Facebook、YouTubeで自分のペースで情報収集
比較的ゆっくりとしたペースでSNSを利用する傾向があります。
YouTube

趣味や興味関心のある動画を視聴する目的で利用されています。商品やサービスの解説動画などを配信することで、購買意欲を高めることができます。
最近では縦型のYouTubeショートのユーザー数も増えています。
年代に合わせた戦略でSNSマーケティングを成功に導こう!
今回は、年代別のSNS利用率と最新トレンドから、効果的なSNSマーケティング戦略を探ってきました。
重要なのは、それぞれのプラットフォームの特徴を理解し、ターゲットに合わせた情報発信を行うことです。
今回の記事を参考に、ぜひ自社のマーケティング戦略を見直し、SNSを活用したビジネス成功を実現してください!
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