BtoB営業・マーケティング

【初心者向け】Web広告の種類と効果的な運用方法を徹底解説!

日常的に目にするWeb広告ですが、表示場所や出稿方法によって呼び名が異なることはあまり知られていません。

検索エンジンやSNSなどのプラットフォームに掲載されるものや、自社サイトやブログなどのメディアに掲載されるものなど、さまざまな種類があります。

しかし、Web広告を効果的に運用するには、それぞれの種類や特徴を理解し、目的や戦略に合わせて選択する必要があります。この記事では、Web広告の種類と効果的な運用方法を初心者向けに徹底解説します!

Web広告とは

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Web広告とは、インターネット上で展開される広告の総称です。Web広告は、様々な種類や形式があり、それぞれに特徴や効果があります。

また、ターゲットを絞って配信できるほか、自動で効果測定をしたり、予算や期間を自由に設定したりできることはWeb広告ならではのメリットです。

BtoC企業に限らず、BtoB企業がWeb広告を活用することで、自社の商品やサービスを多くのユーザーに知ってもらうことができ、購買意欲を高めたり、ブランドイメージを向上させたりすることができます。

2020年にはインターネット広告費が、マス4媒体(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)の広告費を超えたことが大きな話題になりました。

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Web広告の種類

Web広告には、大きく分けて以下の8種類があります。

1.リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに表示されるテキスト広告です。

ユーザーが入力したキーワードに関連する広告が表示されるため、興味関心やニーズの高いユーザーを狙ってアプローチできます。

リスティング広告の代表的なサービスは、Googleの「Google 告」やYahoo!の「Yahoo!広告」です。リスティング広告は、クリックされた回数に応じて料金が発生するクリック課金制(CPCで1日の予算を設定することもできます。比較的低額で始められ、初心者にも始めやすいWeb広告です。

▼リスティング広告について詳しくはこちらで解説しています!

2.ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、ウェブサイトやアプリなどに表示される画像バナーや動画の広告です。

ディスプレイ広告も、ユーザーの属性や行動履歴などに基づいてターゲティングされるため、効率的に集客できるのが特徴です。

ディスプレイ広告の代表的なサービスは、Googleの「Google Display Network(GDN)」「Yahoo!広告」のほか、Facebookの「Meta Audience Network」がよく使われています。

ディスプレイ広告は、表示された回数に応じて料金が発生するインプレッション課金制(CPM)です。

3.リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、自社のウェブサイトやアプリを訪れたユーザーに対して、再度自社の商品やサービスの広告を常時する広告です。

リターゲティング広告は、ユーザーの興味や購買意欲を再燃させることで、コンバージョン率を高める目的があります。

リターゲティング広告の代表的なサービスは、Google広告の「リマーケティング」やFacebookの「Meta広告」でも設定することができます。リターゲティング広告の料金体系は、クリック課金制(CPC)インプレッション課金制(CPM)など様々です。

4.アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、自社の商品やサービスを紹介してくれるウェブサイトやブログなど(アフィリエイター)に対して、成果に応じて報酬を支払う成果報酬型(CPAの広告です。

アフィリエイト広告は、自社の商品やサービスに関心のあるユーザーに信頼性の高い情報を提供できるため、購入につながりやすいのが特徴です。

アフィリエイト広告の代表的なサービスは、A8.netバリューコマースなどです。

5.純広告

純広告とは、メディアの広告枠を買い取って広告を配信するタイプのWeb広告です。自社の商品やサービスを紹介する記事や動画などを、メディアやインフルエンサーなどに依頼して制作・掲載します。もちろん、制作費や掲載費などが発生します。

なかでも記事広告タイアップ広告は信頼性が高く、エンターテイメントとして受け入れられやすいため、自社のブランドイメージの向上や認知度の向上に効果的です。

6.動画広告

動画広告とは、動画コンテンツの前後や中断時に挿入される広告を指します。

動画広告は、視聴者の感情に訴えかけることができるため記憶に残りやすく、インパクトがあります。動画広告の代表的なサービスは、YouTubeの「YouTube広告」やTikTokの「TikTok Ads」がよく知られています。

動画広告は、クリック課金制(CPC)インプレッション課金制(CPM)などがあります。

▼YouTube広告について詳しくはこちらで解説しています!

7.ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、掲載されるメディアやプラットフォームのデザインやコンテンツに合わせて作られる広告を指します。

メディアのコンテンツに溶け込むように表示されるため、ユーザーの体験を妨げません。また広告への抵抗感を減らし、より関心を引くこともできます。

ネイティブ広告の代表的なサービスは、Yahoo!の「Yahoo!インストリーム広告」やLINEの「LINE広告」です。ネイティブ広告は、クリック課金制(CPC)やインプレッション課金制(CPM)などがあります。

8.SNS広告

SNS広告とは、ソーシャルメディア上で展開される広告です。SNS広告は、ユーザーの友人やフォロワーとの関係性を活用して、口コミ効果や拡散効果を得ることができます。

SNS広告の代表的なサービスは、Facebookやinstagramの「Meta広告s」やX(旧:Twitter)の「X広告」があります。

SNS広告は、クリック課金制(CPC)やインプレッション課金制(CPM)など、目的に応じて様々あります。

▼X広告について詳しくはこちらの記事で解説しています!

Web広告のメリット

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Web広告にはWebならではのメリットがあります。

広告費用が安い

Web広告は、テレビや新聞などのマスメディア広告に比べて、広告費用が安いというメリットがあります。

クリックや成約などの実績に応じて費用が発生する課金方法が多いため、無駄な出費を抑えられることがメリットです。例えば、Googleのリスティング広告なら1日あたり1,000円~3,000円から出稿できます。

ターゲットを絞り込める

Web広告は、インターネットユーザーの属性や興味・関心などに応じて広告を表示することができます。

そのため、自社の商品やサービスに関心の高いユーザーに効果的にアプローチできるのはWebならではのメリットです。また、地域や時間帯などを指定することで、より細かくターゲットを絞り込めるので無駄がありません。

効果測定が容易

Web広告を出稿することで、インターネット上でのユーザーの反応や行動を数値化して分析することができます。数値はビジュアライズされるため、広告の効果測定が容易になります。

例えば、広告のクリック数やコンバージョン率などを確認することで、広告の効果や問題点を把握することができます。また、効果測定に基づいて広告内容や配信条件を柔軟に変更することができるため、PDCAを回して最適化することもできます。

効果的なWeb広告運用方法

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Web広告は、インターネット上で商品やサービスを宣伝するための有効な手段です。しかし、Web広告を運用するには、いくつかのポイントに注意する必要があります。

広告の目的とターゲットを明確にする

Web広告を運用する前に、広告の目的とターゲットを明確にすることが重要です。

広告の目的とは、広告でどんなアクションを促したいのかということです。ターゲットとは、どんなニーズや関心を持っている人に見てもらいたいのかということです。

広告の目的とターゲットを明確にすることで、広告の内容やデザイン、配信先や予算なども明確にすることができます。

広告の内容とデザインを工夫する

Web広告は多くの競合広告やコンテンツに埋もれないように、デザインを工夫する必要があります。

広告の内容は、ターゲットのニーズや関心に応えるメッセージやキャッチコピー、商品やサービスの特徴やメリットなどを端的に伝えることが大切です。

また、広告のデザインは、色や形、文字や画像などをバランスよく配置し、視覚的に魅力的でわかりやすいものにすることが重要です。ただし、各社の広告ガイドラインに抵触する表現や、コンプライアンスに反する表現はNGです。

広告の配信先と予算を最適化する

Web広告は様々なプラットフォームやメディアで配信することができます。

しかし、すべての配信先に広告を出す必要はありません。ターゲットが利用しているプラットフォームやメディアに絞って広告を配信することで、効果的にアプローチすることができます。

また、広告の予算も最適化することが重要です。予算は、広告の目的やターゲット、配信先やキャンペーン期間などに応じて柔軟に調整することで、コストパフォーマンスを高めることができます。

広告の効果測定と改善を継続する

Web広告は、運用した後も効果測定と改善を継続することが重要です。出して終わり、ではあまり意味がありません。

広告がどれだけ見られたか、クリックされたか、購入されたかなどの指標を定期的に分析し、広告の内容やデザイン、配信先や予算などを改善することでWeb広告のパフォーマンスを向上させましょう。

まとめ

Web広告は、インターネット上で商品やサービスを宣伝するマーケティング手法のひとつです。

Web広告にはリスティング広告、ディスプレイ広告、動画広告、SNS広告など、さまざまな種類があります。それぞれの特徴や効果を理解し、目的に合わせて適切に運用することが、Webマーケティングの成功につながります。

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Akala Note編集部


右も左もわからないままIT企業に入社。研修でテレアポ、テレマーケティングのおもしろさにはまり、インサイドセールス部門に配属を希望。法人営業、マーケティング部門も経験し、いまでは新人研修も担当する。BtoB営業・マーケティングのオールラウンダーをめざして奮闘中!

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