新社会人の方で、「学生気分が抜けてない」と先輩社員から注意された方はいませんか。このように注意されると、先輩から以下のように思われている可能性があります。
- 仕事に真剣に取り組んでいない
- 成果を意識できていない
- 自己管理ができていない
しかし、「学生気分が抜けてない」とは具体的にどのような行動なのかわかりにくい言葉です。
本記事では先輩社員に「学生気分が抜けてない」といわれないために、社会人と学生の違いや学生気分が抜けてないと感じさせる行動を紹介します。
社会人と学生の違いとは
社会人は自立した大人として周囲から認められる代わりに、学生時代に許されていたことが許されなくなることも多くあります。
とくに以下の7点は、社会人と学生の違いの代表例です。
・責任の範囲 ・時間の使い方 ・お金の使い方 ・コンプライアンスに対する意識 ・人間関係の作り方 ・勉強の仕方 ・主体性の有無 |
「学生気分が抜けてない」といわれないためには、まず社会人と学生の違いを把握しましょう。
責任の範囲
まずは責任の範囲が違います。学生の責任の範囲は、自分の言動に対する自分自身への影響のみです。一方、社会人は自分の言動が与えるあらゆる影響に責任があります。
例えば、会社に損害を与えると賠償金が発生する場合もありますし、社会に損害を与えると法律で裁かれることもあります。
つまり、社会人と学生の違いは、責任の範囲が広がることです。
時間の使い方
2つ目の社会人と学生の違いは、時間の使い方です。
学生は、自分の都合に合わせて時間を使えます。例えば、学業やプライベートのスケジュールに合わせてバイトを入れるなどです。
一方、社会人は会社や顧客の都合に合わせて働く必要があります。また、限られた勤務時間のなかで成果を上げることが求められるため、時間を有効活用することも重要視されます。
さらに、社会人が時間や期日を守らないと自分や会社の信用を大きく損なうのも学生と異なる点です。
お金の使い方
社会人と学生ではお金の使い方が異なります。
学生は親が扶養している場合も多いため、バイトなどで稼いだお金は自由に使えるでしょう。しかし、社会人は稼いだお金のなかから生活費や年金、税金などを支払う必要があります。
つまり、社会人は自分のお金の使い方を管理する能力が求められます。
コンプライアンスに対する意識
4つ目の社会人と学生の違いは、コンプライアンス(法令遵守)の意識です。
社会人のコンプライアンス違反は企業イメージを毀損し、企業の存続にかかわる問題に発展する場合があります。例えば、「商品の産地偽装」「性能データの改ざん」「不正会計」などです。そのため、社会人は自分自身や企業を守るためにも、コンプライアンスへの意識を高める必要があります。
また、コンプライアンスには企業倫理や就業規則の遵守の意味を含む場合も多いので、「PC持ち出しルール」「社外秘」「個人情報の取り扱い」「SNS」などについても注意が必要です。
人間関係の作り方
社会人と学生では、人間関係の作り方が違います。
学生は基本的に気の合う仲間と過ごせるため、自分の価値観に合わせて人間関係を構築できるといえるでしょう。
一方、社会人は自分の価値観だけで人間関係を作れません。例えば、苦手な上司や取引先がいても人間関係を築く必要があります。また学生は同世代と付き合うことが多いですが、社会人は幅広い世代と関わる機会が増えます。
勉強の仕方
6つ目の社会人と学生の違いは勉強の仕方です。
学生の勉強では、教科書などで問題の解き方を覚えることが重要視されます。しかし社会人では、新たなアイデアの創出や問題の解決などのように、勉強内容を活用して成果を上げることが重要です。
また学生は学業が本分であるため、勉強時間をしっかりと確保できますが、社会人はプライベートなどで勉強時間を確保する必要があります。
主体性の有無
社会人と学生の違いは、主体性の有無です。
一般的に学生の学習は、教師が組んだスケジュールに沿って進行します。つまり、学生は学習に対して受け身であることがほとんどです。例えば、宿題や課題なども教師が勉強するように指示した内容です。
しかし社会人では、すべての作業を先輩や上司が指示してくれるわけではありません。自ら何をすべきかを考え、主体的に行動する必要があります。
「学生気分が抜けてない」といわれる行動3選
「学生気分が抜けてない」は、社会人と学生の違いを理解していないことや社会人としての自覚が足りないと感じさせたときに使う言葉です。
ここでは具体的にイメージしやすいように、代表的な事例3選を紹介します。
学生言葉を使う
上司や先輩が「学生気分が抜けてない」と感じる行動の1つは、適切な言葉遣いができない場合です。
ビジネスシーンでは、マナーとして敬語や謙譲語で話します。そのため、学生言葉と呼ばれる「めっちゃ」「〇〇的な」「やっぱり」などは、社会人としての自覚が足りないと感じさせる言葉です。
丁寧語や敬語、謙譲語を意識して使うことが脱学生気分のポイントといえます。
指示待ち
上司や先輩の指示がないと何をすれば良いのかわからない、いわゆる「指示待ち人間」は学生気分が抜けてないといわれる可能性があります。
社会人はすべきことを自分で考え実行し、わからない場合は上司や先輩に自分から確認することが大切です。行動で積極性や主体性を示すことで、上司や先輩からの信頼を得られるといっても過言ではないでしょう。
反対に指示があるまで何もしないのは、学生気分やお客様気分と感じさせてしまいます。
時間や約束を守れない
「遅刻をする」や「納期を守れない」などは、上司や先輩から社会人として問題があると認識されます。 時間にルーズな行動は、本人の仕事が進まないばかりではなく、他の社員や取引先に迷惑をかけるためです。
「学生気分が抜けてない」といわれないためには、スケジュール管理能力を高め、時間厳守を意識しましょう。
社会人と学生の違いを理解して学生気分とさようなら
社会人と学生の違いは責任や時間の使い方、主体性の有無などです。これらの違いを理解することで、上司や先輩から学生気分が抜けてないといわれるのを減らせるでしょう。
また、何から対策すれば良いか迷っている新社会人は、「正しい言葉遣いをする」「主体的に行動する」「時間厳守を徹底する」の実践をおすすめします。
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