2025年の一般企業のお盆休みはいつからいつまで？最大9連休のチャンス！

お盆休みの日程は、具体的に法律で定められているわけではありません。

多くの日本企業では、8月13日から8月16日の間をお盆休みとして休業にすることが一般的です。さらに、祝日や土日休みとの組み合わせによっては大型連休になることもあります。

長期休暇がある場合、取引先や顧客へ事前にお知らせしておくのがマナー。そこで今回は2025年（令和7年）の一般企業のお盆休みカレンダーと、お盆休みのお知らせメールの書き方について解説していきます。

※この記事は2023年4月27日に公開したものに加筆修正をしています

お盆期間は8月13日から8月16日の4日間

一般的にお盆は、盆の入り（迎え火）から盆明け（送り火）の期間である、8月13日から8月16日の4日間を指します。

関東では新歴に従って7月13日～7月16日に新盆を迎えるケースもありますが、一般企業はもちろん、銀行や医療機関、店舗も8月13日から8月16日の4日間がお盆休みになります。

お盆ってそもそも何？

お盆は正確には盂蘭盆会（うらぼんえ）といって、ご先祖様を迎えて供養する大切な時期です。

お墓参りや盆踊りもお盆の行事のひとつです。なすやきゅうりで作る精霊馬（しょうりょううま）は、主に東日本の風習でご先祖様を乗せて帰ってこられるように、という願いが込められています。

行きは「きゅうりの馬」で早く帰ってきてもらい、帰りは「なすの牛」でゆっくり帰ってもらう、という意味があるそうです。

なぜお盆が休みになるの？

日本の伝統的な仏教行事である「お盆」は、家族が集まって、墓参りや仏壇にお参りをする習慣があります。そのため、多くの企業や団体がこの期間に休業し、働く人々が家族や親戚と過ごす時間を持てるようにしています。

夏期休暇として取り扱われることが多く、長期休暇を取りやすくするための福利厚生施策として機能しています。

2025年の一般企業のお盆休みはいつからいつまで？

全国的に8月13日から8月16日の4日間をお盆とすることが多く、企業もお盆にあわせて夏休み期間（夏期休業期間）とすることが多いです。

2025年は8月11日の山の日（祝日）が月曜日になるので、8月9日（土）・8月10日（日）・8月11日（月・祝）が3連休になります。8月13日（水）から8月16日（土）がお盆休み、8月17日が日曜日になるので、お盆休みは5日間ということになります。

ただし、8月12日（火）だけが平日なので、ここを有給休暇にすると最大9連休にできます。混みあうお盆期間を避けるなら、海外旅行や帰省などの予定は早めに立てたほうが良さそうです。

※参考：内閣府「国民の祝日について」

お盆期間はアポ・商談が減る！？

また、夏期休業期間はアポや商談の件数が少なくなったり、リスティング広告で思ったほど効果が出ないでしょう。BtoB企業はお盆も考慮してKPIや戦略を立てるようにしましょう。

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銀行や役所のお盆休みは？

銀行や役所は、一般的にはお盆期間中も通常通り営業していることが多いです。

銀行のお盆休みはいつ？

銀行や郵便局（ゆうちょ銀行）は、銀行法によって土曜、日曜、祝日、12月31日～1月3日の年末年始が休業日として定められています。

基本的には銀行にお盆休みはありません。8月15日のお盆中でも窓口が開いていますし、振込などの手数料も平日扱いになります。お盆期間中は、祝日と土日以外はカレンダー通りに営業しています。

市役所のお盆休みはいつ？

役所や役場などの窓口業務は、基本的には土曜、日曜、祝日、年末年始がお休みになります。お盆期間も通常通りに開庁しています。

郵便局のお盆休みはいつ？

郵便局にもお盆休みはありません。8月15日のお盆中でも窓口営業を行っています。お盆期間中でも、祝日と土日以外ならカレンダー通りの営業になります。

年末年始は、12月31日、1月2日が年賀状など郵便物の配達が休止になります。（※ゆうパック、レターパック、書留、速達などは通常通り配達されます）

医療機関のお盆休みは？

医療機関については、休業日を定める法律は特にありません。カレンダー通りの診察になる場合もあれば、お盆休みで休診になる場合もあります。事前に確認しておくようにしましょう。

お盆休みのお知らせメールはいつ送ればいい？

お盆休み・夏期休業期間中は問い合わせ対応や納品などの業務が停止します。

取引先企業の業務に差し支えないように、事前に具体的な夏期休業期間をお知らせするのがマナーです。電話などで伝えても問題ありませんが、聞き間違いを防ぐためにもメールでも案内しましょう。

BtoB企業の場合はお盆休みのおそくとも1週間前にはお知らせします。BtoC企業の場合は、お盆休みの1ヶ月ほど前から案内を開始しましょう。

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お盆休みのお知らせメールの例文

お盆休み・夏期休業期間の案内メールには、以下の内容を明記します。

• 休業期間
• 営業開始日
• 休業期間中の問い合わせ対応

BtoB向け・取引先企業宛のメールの例文

お盆休み・夏期休業期間中の業務に支障が出ないように、営業スケジュールを明記します。例えば、7月中の発注分は8月8日(金)までに納品できる、など具体的な日付で書くようにしましょう。

BtoC向け・顧客宛のメールの書き方・例文

BtoCの場合もほぼ同じ内容になります。

ホームページやSNSで告知する場合は、簡潔な案内文のほうが伝わりやすいです。

まとめ

2025年のお盆休み・夏期休業期間は8月13日（水）～8月17日（日）の5連休になる企業が多いようです。8月11日（月）は山の日で祝日のため、8月12日（火）を休みにすると、最大9連休の大型連休になります。

その年のカレンダーによって（山の日やお盆が何曜日になるか）連休期間が変わってきますが、8月13日～8月16日の4日間をお盆期間を夏休みとする企業が多いです。

業務に支障が出ないように、お盆休み・夏休み・夏期休業期間などの長期休業の際は取引先への案内メールを送るようにしましょう。具体的な休業期間を明記し、いつから通常営業を再開するか、休業期間中の問い合わせ対応についても案内しておくと心置きなく夏休みを楽しむことができます。

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