テレアポ は新規顧客獲得に欠かせませんが、どうしても苦手な方は多いのではないでしょうか?
テレアポの成功率を高めるには、相手のニーズや状況に応じた トークスクリプト が必要です。しかし、毎回そのようなスクリプトを作成するのは時間も労力もかかりますよね。
そこで、今回は営業専用のChatGPTを使ってワンクリックでトークスクリプトを作成する方法をご紹介します。なかなか受付突破できないとお悩みの方は必見です!
トークスクリプト/コールスクリプト とは?
トークスクリプト(Talk Script) / コールスクリプト(Call Script)とは、フィールドセールスやインサイドセールス、またはコールセンターなどにおいて顧客に対して話す内容をあらかじめ決めておくマニュアル(台本)のことです。
様々な顧客を相手にする営業やコールセンター業務において、話の構成や言い回しを決めておくことで、個人がそれぞれの考えで話を進め企業の方針から外れた結論に辿り着いてしまうといった不安要素を避けることができます。
また個々のトークスキルによって成果にばらつきが出やすい上記職ですが、スクリプトの設定により、企業全体としてスキルの一定基準を定めることができます。
そのため、スクリプト単体の改善を行うことで、企業全体の成績アップに繋げることができるなど、管理がしやすくなります。
◆関連用語
生成AIはGoogleのGeminがおすすめ!
Gemini(ジェミニ)とはGoogle社が開発したマルチモーダル生成AIモデルです。2023年12月に発表され、2024年2月にGoogleのAIサービス「Bard」と統合されました。
質問に対して高度な回答を生成するだけでなく、新たな文章やアイデアを生成することも得意としています。自然言語処理の能力が高く、日本語の文脈やニュアンスも違和感なく出力することができるため、マーケティング分析や広告企画、文章生成などビジネス領域にも活用できます。
使い方はChatGPTと同じですが、Googleの検索エンジンと連動している点が強みです。さらに、テキストだけでなく画像、動画、音声も理解することができるのも魅力です。
テレアポのトークスクリプトをAIで作成する方法
さっそく、Geminiでテレアポのトークスクリプトを生成してみましょう。
1.会員登録 or ログイン
Gemini はGoogleアカウントがあれば無料、回数無制限で使えます。
Googleアカウントも無料で作れるのでここから会員登録を行います。すでにGoogleアカウントを持っている場合は、Geminiのスタートページへ移動します。
2.ログインして始める
GoogleアカウントでGeminiへログインすると、上のような画面になります。この画面で生成を行います。
3.トークスクリプトを生成する
さっそくプロンプト(質問文)を入力してみましょう。今回は飛び込みのテレアポで受付突破を想定しているので、生成条件の制約を長めに追加したいと思います。
以下のプロンプトを参考に情報を入力してコピペし、紙飛行機マークをクリックすると生成が始まります。
あなたはセールスのプロフェッショナルです。以下の内容を忠実に守って、顧客とのアポイント(商談)を獲得できるような最高のテレアポのトークスクリプトを作成してください。 #テレアポをする会社 ・新商品○○を販売するA社 #テレアポの相手 ・中小企業B社 #テレアポの目的 ・○○社部長に自社商品の提案を行うために資料送付か訪問のアポを獲得すること。 #A社のセールスポイント ・業務効率化を業界最安値で ・いまなら手数料無料 ・納品まで最短3日 #制約条件 ・最初はB社の受付が電話を受けます ・「〇〇(株式会社はつけない)の〇〇です、お世話になっております。〇〇のご担当者様をお願いします」で開始します ・B社の受付は内容に関わらず営業電話は一旦断ります。 ・断られたあとにB社の受付から部長に電話を繋いでもらうように粘り強く工夫をする必要があります。 ・断られても、なんとか切り返して資料送付できるようなトークスクリプトを作成してください。 ・電話上で訪問のアポイントの日程が確定できるまでの全てのやり取りを会話形式で具体的かつ詳細に描写してください。 ・会話部分は「」で囲ってください。 ・複数のシナリオを想定してスクリプトを作成してください |
すぐにいい感じのトークスクリプトが生成されます!
ところどころ修正が必要な場合もあるため、生成されたトークスクリプトをもとに、さらにブラッシュアップしてみましょう。
4.新しく質問する
新しい質問をする場合は、左サイドバーの「チャットを新規作成」をクリックして会話をクリアします。
テレアポのトークスクリプト作成のコツ
テレアポ で受付突破するのは、経験豊富な営業でも難易度が高いです。
普段から営業電話自体を取り次がないと社内ルールで決定しているケースもあり、相手から「営業ですか?」といわれると成功率は低くなってしまいます。
しかし、テレアポで「 受付ブロック 」される可能性は8割程度といわれています。受付ブロックはテレアポあるあるなので、落ち込む必要はありません。
落ち着いて、以下の切り返しトークを思い出してみましょう。
【営業ですか?と聞かれた場合】
「営業ですか?」と聞かれても、嘘をついてはいけません。誠実に、かつ端的に要件を伝えましょう。
相手:「営業電話ですか?」 自分:「はい、本日は〇〇のご紹介でお電話いたしました。御社の経費削減に繋がる提案なので、2〜3分ほどお時間をください」 |
【要件を聞かれた場合】
相手にメリットがあることを端的に伝えます。「提案をしたい」「訪問をしたい」では断られてしまうので、「質問がある」などの用件を伝えてみましょう。
相手:「恐れ入りますが、どのようなご用件ですか?」 自分:「〇〇のサービスを展開されている御社の役に立つ提案をしたいので、いくつかご質問させていただきたいと思ってご連絡いたしました。」 |
【必要ない、結構ですと言われた場合】
今すぐでなくてもいいので、別の機会に提案させて欲しいことを伝えましょう。資料送付などに繋げておくのも有効です。
相手:「既存サービスで満足しているので必要ありません。」 自分:「左様でございますか。今後必要になりましたらご検討いただけると幸いです。ご参考までに、メールもしくは郵送で資料をお送りさせていただけないでしょうか?」 |
受付突破のためのテクニックや切り返しトークはいくつかありますが、嘘はNGです。相手を騙すような不誠実な方法で受付突破をしても、不信感を与えるだけです。
「役に立つ商品を紹介するんだ」という自信を持って、ハキハキと話してみましょう。声のトーンやしゃべるテンポによって相手に伝わる印象は変わってきます。
トークスクリプト を改善しつつ、 ロープレ を重ねてみましょう。
▼テレアポで受付突破するコツについては、以下の記事も参考にしてください。
まとめ
GoogleのGeminiは、無料で使える生成AIです。今回ご紹介したような、テレアポのトークスクリプトもプロンプトさえしっかり作成できればワンクリックで作成することもできます。
今回は弊社独自の受付突破ノウハウも加えてプロンプトも作成してみました。時短、効率化のためにぜひ使ってみてくださいね!
【PR】新規開拓に使える営業リストが無料ダウンロードできる「Akalaリスト」
Akalaリストとは、絞り込み条件を選ぶだけで、ニーズにマッチした企業を抽出できる「営業リスト作成ツール」です。
絞り込み条件を選ぶだけで、最短30秒で営業リストが作成でき、さくっとダウンロード可能。CSVファイル形式なのでエクセルやGoogleスプレッドシートで開け、そのままSFAやCRMにアップロードすることもできます。
もちろん、営業リストの鮮度と精度にもこだわっています。
各企業のIR情報や官公庁の統計資料などの一般公開されている情報はもちろん、日本国内の500万を超える法人データを収集し、高い精度で連絡先のクレンジング・名寄せ処理を行っています。
テレアポ・FAXDM・郵送DM・フォーム営業がすぐにはじめられるAkalaリスト。ムダのない営業活動をサポートします。
いまなら毎月300件無料ダウンロードできる!
いまなら会員登録するだけで毎月300件の営業リストが無料ダウンロードできます!
有料プランへの切り替え手続きをしない限り、料金を請求することはございません。無料プランは電話番号もクレジットカードの登録も不要なのでご安心ください。
▼詳しくはこちらから