いま企業がこぞって活用を始めているInstagramのリール動画。
短尺動画でユーザーの心をつかみ、認知拡大や集客に大きな効果を発揮します。この記事では、企業がインスタリールに注目する理由から投稿サイズ、効果的な活用法までわかりやすく解説します!
インスタリールとは?

インスタリールとは、15秒~180秒までの短尺動画を投稿できるInstagramの機能です。TikTokのように「おすすめ」に流れやすく、フォロワー以外にも届く拡散力が魅力です。
また、フィードやストーリーズとは異なり、リール専用のタブで長期的に視聴される傾向があり、企業にとっては「資産になるコンテンツ」になることもあります。
スマホに最適な縦長動画
インスタリールの動画サイズは、スマホ画面に合わせた縦長(9:16)です。
縦スクロールで次の動画が再生されるので、興味のない動画は飛ばすことができます。スキマ時間に手軽にみることができ、サクッとトレンドを知ることができるので、情報収集ツールとしても活用されています。
インスタならではの豊富な編集機能
音楽やエフェクト、テキスト、スタンプなどを自由に組み合わせて動画編集をすることができます。動画の速度調整やトリミングなども可能です。
また、テンプレートも豊富に用意されているので、スマホひとつで簡単におしゃれな動画が完成します。Instagramのオーディオライブラリから音楽を使用することもできます。
再生数が伸びやすい
インスタリール動画は、興味関心に応じて、フォロワーでないユーザーのフィードにも表示されるため、多くの人にリーチできる可能性があります。
また、インスタリール動画は、他のSNSや画像投稿と比べてエンゲージメント率が高いと言われています。いいねやコメント、シェアなどの反応が得やすいのが特徴です。
企業が注目する3つの理由
インスタリールは、よりユーザーの興味を引くコンテンツとして、多くの企業がマーケティングに活用しています。なぜ、企業がインスタリールに注目しているのか、そのメリットをご紹介します。
1. 拡散力が高く、認知拡大に効果的
インスタリールは、Instagramの「発見」タブやリール専用タブに表示されやすく、アルゴリズムによって興味関心のあるユーザーに届きやすくなっています。
フォロワー数が少なくても、多くのユーザーにアプローチできる可能性があるため、新規顧客獲得の入り口として最適です。
2. 動画で伝えられる情報量が多い
画像や文章よりも動画のほうが圧倒的に情報量が多く、「使い方」「商品紹介」「ビフォーアフター」「レビュー」といった視覚的に伝えたい内容に向いています。
特にBtoC企業にとっては、商品の魅力を直感的に伝えることができる大きな武器になります。
3. 制作コストが低く、PDCAが回しやすい
インスタリールはスマホ1台で手軽に撮影・編集・投稿が可能。無料で使えるBGMやエフェクトも豊富にあり、外注しなくても短期間で動画を制作・投稿できます。
反応の良かった動画の傾向をもとに改善を繰り返すことで、より効果的な運用が可能になります
インスタリールと他の動画投稿との違い

インスタグラムにはリール以外にも、動画を投稿できるメニューがあります。インスタをマーケティングに活用するなら知っておきたい、それぞれの特徴と違いをわかりやすく解説します。
インスタリールとストーリーズの違い
インスタのリールとストーリーズは、どちらも短尺動画を投稿できる機能ですが、いくつかの違いがあります。最大の違いは、動画の「保存期間」と「長さ」です。
インスタリールは削除しない限り掲載され続けるのに対し、ストーリーズは24時間で消えてしまう仕様です。また、インスタリールは最長180秒までですが、ストーリーズはひとつの動画につき最長60秒までの制限があります。
リール | ストーリーズ | |
---|---|---|
動画の長さ | 最長180秒 | 最長60秒 |
掲載期間 | 半永久的 | 24時間 |
アーカイブ | 〇 | 〇 |
ダウンロード | 〇 | 〇 |
分析機能 | 詳細な分析が可能 | シンプルな分析のみ |
広告としての活用 | 〇 | 〇 |
インスタリールとフィード動画の違い
インスタリールとフィード投稿の違いは、「表示場所」と「表示時間」です。
リール動画は専用のリールタブに表示され、最大180秒の動画を投稿できます。フィード動画はフォロワーのフィードと自分のプロフィールに表示され、PCの場合は最大60分、スマホの場合は最大15分の動画が投稿できます。
また、フィード動画は正方形(1:1)や横型(16:9)、縦型(4:5)など、様々なアスペクト比の動画がサポートされています。
さらにリール動画は音楽、効果音、フィルター、エフェクト、速度調整、複数クリップ編集などの豊富な編集機能が使えるのも魅力です。フィード動画の場合はトリミング、フィルター、カバー画像設定などが可能ですが、リールほどの編集機能はありません。
より多くの人の目に触れたいなら、リール投稿がおすすめです。
インスタリールとYouTubeショートの違い
YouTubeのショートとは、YouTubeで楽しめるショート動画のことをいいます。インスタリールと同じく、縦型の動画でスワイプで次の動画が見られる点も共通です。
インスタリールとYouTubeショートの違いは「動画の長さ」と「ユーザー層」です。
YouTubeショートは最長180秒まで、インスタリールは最長90秒までの動画が投稿できます。また、YouTubeは10代~70代と幅広い年齢層のユーザーがいるのに対し、Instagramは10代~30代のユーザーが多い傾向にあります。

出展:総務省情報通信政策研究所「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」より
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インスタリール動画の投稿サイズと長さ
動画サイズ:1080 × 1920ピクセル(推奨) アスペクト比:9:16(縦長) 最大再生時間:15秒~180秒 対応ファイル形式:MP4 または MOV 推奨ファイルサイズ:最大4GBまで |
インスタリールの推奨サイズ(解像度)は1080×1920ピクセル、アスペクト比は9:16の縦長です。
スマホの画面と同じサイズになるので、動画を撮影・編集するときは、少し余裕を持たせると文字やデザインが切れてしまいません。
動画の長さは15秒~180秒です。インスタアプリで撮影する場合は、15秒、30秒、60秒、180秒(3m)のいずれかを指定して撮影します。180秒以上の動画でリールを作成する場合は、事前に撮影した動画をカメラロールから選びます。
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インスタリール動画の作り方
インスタリールの基本を知ったら、実際に動画を作成して投稿してみましょう。基本的な使い方をご紹介します。
1.Instagramのビジネスアカウントに登録する

インスタリールをビジネスで利用する際は、無料のビジネスアカウントの作成がおすすめです。
商用利用可能な素材がピックアップされるだけでなく、Meta Business Suiteという投稿・解析ツールが利用できるようになります。
1.Instagramアプリをダウンロードする 2.プロフィールページを開く 3.右上の3本線のメニューから「アカウントの種類とツール」を選ぶ 4.「プロアカウントに切り替える」を選ぶ 5.画面の表示に従って登録を進める |
2.リール画面を開く

ホーム画面の下部から「+」マークをタップし、「投稿」「ストーリーズ」「リール」「ライブ」から「リール」を選択します。
新規で撮影するか、既存の動画を使うかによって以下のメニューを使い分けます。
カメラ | 新規で動画を撮影する |
下書き | 編集途中の動画を再編集する |
クリップハブ | ミームなどのGIFを追加して動画を編集 |
テンプレート | テンプレートを選択して動画を作成 |
おすすめ | 投稿画像・動画から自動でリール動画を作成します |
カメラロール | 撮影済の動画を使用する場合は、カメラロールから動画を選択 |
3.動画を編集する
音楽やテキスト、スタンプを追加したり、動画の速度を調整したりすることができます。もちろん、動画の追加やトランジション(動画を切り替えるときの効果)の作成もできます。
直感的な操作で編集ができるので、いろいろ試してみましょう。
4.投稿する
キャプション(説明分)やハッシュタグ、共有範囲などを選択して「シェア」を押せば投稿完了です。日時を指定した予約投稿もできます。
また、リール動画を投稿する際は、カバー(サムネイル画像)を設定することができます。
動画から指定するか、カメラロールから選択して画像を設定します。カバーは正方形にトリミングされて一覧表示されることもあるので、カバーを自作する際は、デザインがセンターにくるように調整しましょう。
まとめ
Instagramは単なるSNSではなく、いまや企業のブランディングや販促に欠かせないマーケティングツール。
中でもリール動画は、拡散性・表現力・手軽さの3拍子がそろった強力な武器になります。
これからリールを取り入れようと思っている方は、まずは気負わずに1本投稿してみることをおすすめします。
投稿を重ねるうちに自社のスタイルやユーザーとの接点が見えてきますよ。
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