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外資系企業の営業は激アツ!? 日系企業との違いと必要なスキルを解説

外資系企業といえば「休みが多い」「残業が少ない」、または「給与が高い」というイメージがありませんか? 

このようなイメージから外資系企業で営業をしたいと考える方も多いでしょう。

本記事ではそのような方に向けて、外資系企業の営業の仕事内容や必要なスキル、日系企業の営業との違いを紹介します。

外資系企業とは 

外資系企業とは、外国資産による出資比率が一定以上の企業を指します。

具体的な定義は決まっていませんが、経済産業省が実施している外資系企業動向調査では、以下の2点を満たしている企業を外資系企業としています。

ただし、一般的に外資系企業と呼ぶ場合、経営方針などの決定権を外国企業や海外の投資家が握っている企業を指すことがほとんどです。

外資系企業の営業職の仕事内容 

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営業職の仕事は自社製品やサービスを販売することです。そのため、外資系企業といえども営業職の仕事内容は、日系企業と大きく変わりません。

具体的には、新規顧客の開拓や獲得、あるいは既存顧客への売り込みなどです。

ただし、外資系企業では業務の役割分担が明確になっているため、営業職は営業に専念できるのが特徴です。例えば、日系企業でありがちな事務作業や清掃作業などをする必要はありません。

営業に専念したい方には、外資系企業は働きやすい職場といえるでしょう。

外資系企業と日系企業の営業職の違い

外資系企業と日系企業では文化や商習慣が違うため、メリット・デメリットにも違いがあります。具体的な外資系企業と日系企業の営業職の違いを以下の表にまとめました。

 メリットデメリット
外資系企業・給与が高い
・成果が重要視される
・有給休暇が取りやすい
・残業が少ない
・フレックスタイム制度で自由に時間を使える
・人材の流動性が高い
・福利厚生が充実していないこともある
日系企業・人材の流動性が低い
・福利厚生が充実している
・長時間労働が評価されがち
・有給休暇が取りにくい
・外資系企業と比較して給与が低い

ここでは、外資系企業の営業職のメリット・デメリットを掘り下げて解説します。

外資系企業で営業職をするメリット

外資系企業の営業職は、日系企業と比較して給与が高い傾向にあります。外資系企業は成果主義で、成果を上げるほどに成功報酬を獲得できたり、昇進や昇給が期待できたりするためです。 

また、有給休暇が取りやすいのもメリットです。海外では有給休暇を消化するのは当たり前で、アメリカでは有給休暇を完全に取得している人の割合は48%という調査結果もあります。

さらに、残業が少ないのも外資系企業の特徴です。反対に残業をすると、効率的な働き方ができないとされ、評価を下げる要因にもなります。

最後に、フレックスタイム制度などにより、自由に時間を使えるのも外資系企業の魅力です。外資系企業では自分のライフスタイルに合わせて働きやすく、プライベートと仕事を両立できます。

参考:JETRO(日本貿易振興会)「米国での有給休暇の完全消化率48%、大卒男性の労働時間は減少傾向

外資系企業で営業職をするデメリット 

外資系企業では人材の流動性が高く、人の入れ替わりが頻繁にあるのがデメリットです。外国企業や外資系企業で働く人にとって、転職によるキャリアアップは一般的な文化のためです。 

海外ではレイオフなどの解雇制度があるため、外資系企業でも簡単に解雇されるイメージがあるかもしれません。しかし、日本の外資系企業においては、日本の法律が適応されるためレイオフを実施できません。

また、福利厚生が充実していないことがあるのも外資系企業のデメリットといえます。例えば、退職金制度がない場合もあるため、転職を考えている場合は確認が必要です。

外資系企業の営業に必要なスキル

外資系企業で営業をする場合に必要なスキルは以下のとおりです。

これらのスキルが必要な理由を解説します。

営業職としての実績や経験

外資系企業ではジョブ型雇用と呼ばれる採用方法が一般的です。

ジョブ型雇用とは、仕事内容を明確にして、その仕事に対応できる人材を採用する方法です。つまり、外資系企業で営業職として働くためには、営業職の実績や経験が求められます。

一方、日系企業では未経験であっても営業職として働くことは十分に可能です。企業にとって、未経験者を雇用して人材育成することは、将来の人材確保につながるためです。

このように、長期的な視点で人材育成をする日系企業と、ジョブ型雇用を採用している外資系企業では採用の基準に違いがあります。

自己管理能力

外資系企業の営業職で活躍するには、自己管理能力が必要です。 

外資系企業は成果主義のため、上司などから細かく仕事内容を指示されるわけではありません。成果を上げるために、自分で何をいつまでにすべきかを計画し、実行する能力が求められます。

さらに、外資系企業ではフレックスタイム制度により、働く時間を自由に設定できます。このように自由度が高い反面、効率的な働き方を実現するには自己管理能力が必要です。

英語力

英語力は必須とまではいえないものの、できるに越したことはありません。 

営業先や企業によっては英語をまったく使わないケースもあります。一方、上司や上層部とのコミュニケーションに、英語が必要となるケースもあります。もし営業に英語力が必要ない場合でも、上の役職を目指すなら英語力を鍛えておく必要があるでしょう。

外資系企業一覧

日本における外資系企業の例をご紹介します。

企業名国籍公式ホームページ
3Mジャパンアメリカhttps://www.3m.com/
日本IBMアメリカhttps://www.ibm.com/
アップルジャパンアメリカhttps://www.apple.com/
アマゾンジャパンアメリカhttps://www.amazon.com/
日本オラクルアメリカhttps://www.oracle.com/
日本キャタピラーアメリカhttps://www.caterpillar.com/
Googleジャパンアメリカhttps://www.google.com.mx/
シスコシステムズアメリカhttps://www.cisco.com/
セールスフォース・ジャパンアメリカhttps://www.salesforce.com/
日本ゼネラル・エレクトリック(GE)アメリカhttps://www.geappliances.com/
デュポンジャパンアメリカhttps://www.dupont.com/
デルジャパンアメリカhttps://www.dell.com/
日本ヒューレット・パッカード(HP)アメリカhttps://www.hp.com/us-en/home.html
P&Gジャパンアメリカhttps://us.pg.com/
日本マイクロソフトアメリカhttps://www.microsoft.com/
SAPジャパンドイツhttps://www.sap.com/index.html
ボッシュジャパンドイツhttps://www.bosch.com/
シーメンスドイツhttps://www.siemens.com/
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンフランスhttps://www.airbus.com/
ルノー・ジャポンフランスhttps://www.renault.com/
日本ロレアルフランスhttps://www.loreal.com/en/

外資系企業の営業職に挑戦しよう

外資系企業は「給与が高い」「残業が少ない」などのメリットがあります。そのため、日系企業の営業から、外資系企業へ転職したい方もいるでしょう。

そのような方は、本記事で紹介した外資系企業の営業で必要なスキルを磨き、ぜひ挑戦してみてください。 

また、英語ができないからと外資系企業で働くことを諦めていませんか。しかし、部署によってはまったく英語を使わずに済むこともあります。気になる外資系企業があれば、どの程度の英語力が必要なのかを確認してみましょう。

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Akala Note編集部


右も左もわからないままIT企業に入社。研修でテレアポ、テレマーケティングのおもしろさにはまり、インサイドセールス部門に配属を希望。法人営業、マーケティング部門も経験し、いまでは新人研修も担当する。BtoB営業・マーケティングのオールラウンダーをめざして奮闘中!

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