インサイドセールス

クラウド型顧客管理システム・CRMとは?おすすめツール5選を徹底比較

インターネット経由で利用できるクラウドツールには、気軽に使えて初期費用を抑えられるというメリットがあります。今回ご紹介するのは「クラウド型顧客管理システム・CRMです。

顧客管理システム(CRM)をクラウドで提供するツールですが、何ができ、どのようなメリットがあるのでしょうか? 5つのおすすめツールを比較しながら、自社にぴったりのツールを見つけてみましょう。

【基本用語解説】CRMとは?

CRMとは「顧客関係管理」という意味があります。顧客情報や取引履歴、コミュニケーション履歴などを一元管理することで、顧客との関係構築や売上向上をめざすツールをCRMツールと呼びます。

CRM/カスタマーリレーションシップマネジメント とは?

CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、カスタマーリレーションシップマネージメントやシーアルエムと呼ばれます。
CRMには「顧客管理」や「顧客関係管理」という意味があり、顧客に適切な対応をすることで良好な関係を構築していこうという取り組みのこと、もしくは顧客関係管理を行うためのツールのことを指しています。
顧客のLTVを向上させるには、顧客情報や顧客の行動履歴を集約し、顧客ごとに適切なサービスを提供する必要があります。
しかし、顧客の数が増えると管理が行き届かなくなるため、CRMツールを導入するのが一般的です。
CRMツールでは、顧客の連絡先などの個人情報をはじめ、問い合わせ内容、購入履歴、メールへの反応、SNSでの接触、商談の進捗状況などが共有されます。
また、LTVの高い顧客を分析することで、新規顧客の獲得に繋げることもできます。
CRMはインサイドセールスには欠かせないツールのひとつです。

◆関連用語

クラウド型顧客管理システム・CRMとは?

crm

クラウド型顧客管理システム・CRMは、営業担当者やマーケティング担当者の業務を支援するツールです。具体的には次のようなことが行えます。

上記の通り、クラウドならではの多端末操作に加えて、共有しやすいのがクラウドツールならではの特徴です。

クラウド型顧客管理システム・CRMを導入するメリット

顧客管理そのものはツールを導入しなくても行えます。例えば、エクセルGoogle スプレッドシートで自作することももちろん可能です。

ただし、顧客情報が増えるにつれ、以下のようなデメリットを感じてしまうでしょう。

また、「顧客情報」には会社名や住所、担当者名、メールアドレスなどの基本的な情報以外にも、対応履歴や商品の購買履歴といった複雑な情報も含まれます。そのため、情報が増えてくると、閲覧性や検索性も低くなってしまうという問題点があります。

クラウド型の顧客管理システムなら、そのようなデメリットを無くして「情報の一元管理」「リアルタイムな情報共有」ができます。

その結果、顧客ごとに最適な対応ができることはもちろん、戦略の改善スピードが上がり、業務効率化できる点が大きなメリットです。もちろん、リモートワークにも対応しています。

クラウド型顧客管理システム・CRMおすすめ5選

同じクラウド型顧客管理システムでも、ツールごとに特徴が異なります。基本的な機能に加えて、どんなことができるのかも選定のポイントになります。

クラウド型顧客管理システム・CRMおすすめ5選として、各ツールの特徴をご紹介します。

1.kintone(キントーン)

kintone(キントーン)はグループウェアで有名なサイボウズが提供するクラウドツールです。

顧客管理(CRM)に留まらず、勤怠管理や申請業務、日報などのツールも備えており、クラウド顧客管理ツールというより、クラウド業務改善ツールともいえる多機能さが特徴です。

プログラミングの知識不要で、必要なアプリを自分で作成できるという特徴もあります。また、kintoneはサービス連携 API を提供しているので、既に利用しているクラウド型ツールとの連携も可能であり、あらゆる環境に合わせてカスタマイズも可能です。

>>kintone(キントーン)のCRMについて詳しくはこちら

2.Knowledge Suite(ナレッジ・スイート)

Knowledge Suite(ナレッジ・スイート)は複数のクラウド型ツールを提供しており、ひとつにクラウド顧客管理システムがあります。

上位プランを契約すると「GRIDY SFA」や「GRIDY名刺CRM」など顧客管理のためのツールを利用できます。グループウェアが基本になっているので顧客管理の効率化に加えて、コミュニケーション基盤を整えられるのが特徴です。

さらに、メールサーバーオプションやセキュリティ強化オプションなども追加でき、企業の規模や必要に応じてオプションを追加できるようになっています。

>>Knowledge SuiteのCRMについて詳しくはこちら

3.UPWARD(アップワード)

UPWARDはスケジュール管理、地図表示、位置情報活用などの機能をスマートフォンから利用できるようにした営業支援特化型のクラウド顧客管理システムです。

営業の中でも「訪問」に焦点を当てて、営業担当者の業務効率化を目的とした機能が搭載されています。

滞在先と活動時間を自動検知し記録してくれる機能、現在地から訪問先までの最短移動ルートを表示してくれる機能など訪問営業を基本とした営業担当者にとって嬉しい機能が満載です。

>>UPWARDのCRMについて詳しくはこちら

4. 楽楽販売

楽楽販売は株式会社ラクスによる受注・発注管理を効率化するためのクラウド顧客管理システムです。

営業担当者が入力した顧客情報を受注・発注、契約・請求、サブスクリプション販売、債券管理など販売に関わる様々な業務に活かせるのが特徴です。

また、「脱エクセル」を掛け声にしているだけあり、操作画面がシンプルなのも着目すべきポイントでしょう。

>>楽楽販売のCRMについて詳しくはこちら

5. GENIEE(ジーニー) SFA/CRM 旧:ちきゅう

GENIEE SFA/CRM(旧:ちきゅう)は使いやすさにこだわったクラウド顧客管理システムです。

基本的な顧客管理機能を備えつつ、操作画面を限りなくシンプルにしたり、誰もが簡単に扱える機能を搭載したりとIT初心者にも優しいのが特徴となります。

例えば、名刺管理機能はスマートフォンで撮影した名刺を自動的に取り込み、顧客情報として記録してくれます。レポート機能はエクセル形式でダウンロード可能なので、「やっぱりエクセルが使い慣れている」という方が多い職場でも馴染みやすいでしょう。

>>GENIEE SFA/CRMについて詳しくはこち

営業・マーケティング担当必見のクラウド顧客管理システムまとめ

クラウド顧客管理システムを選ぶ上で大切なことは、予算とのバランスを取りながら自社にとって必要な機能を備えた製品に着目することです。

ぜひ、自社にマッチしたクラウド顧客管理システムを見つけてください。

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Akala Note編集部


右も左もわからないままIT企業に入社。研修でテレアポ、テレマーケティングのおもしろさにはまり、インサイドセールス部門に配属を希望。法人営業、マーケティング部門も経験し、いまでは新人研修も担当する。BtoB営業・マーケティングのオールラウンダーをめざして奮闘中!

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