データクレンジングとは、CRMやSFAなどデータベースに蓄積しているデータのなかから、不要なものを取り除いて品質を高めることをいいます。データスクラビング、データクリーニングといわれることもあります。古くなった情報を最新の状態にすることはもちろん、データの重複や誤記、表記ゆれなどを修正して正規化します。データを扱いやすい状態にすることで業務効率化できるため、定期的なデータクレンジングが必要です。
「データクレンジング」と「名寄せ」はよく似ていますが、データクレンジングはデータの重複や表記ゆれなどを修正してデータの品質を高めることをいい、名寄せは複数あるデータベースをひとつのデータベースに統合することをいいます。名寄せの前にデータクレンジングを行って、重複データや誤ったデータを作らないようにします。