ラポールとは、フランス語で「橋を架ける」という意味であり、心理学用語で親密感や繋がりのことを指します。セラピストと患者の強い結びつきを表す言葉ですが、それをクライアントとセールスに当てはめてビジネスシーンでも使うようになったのです。顧客と信頼関係を築くということが、顧客とラポールを築くということになります。
ラポールが築かれていない営業パーソンから商品を買いたいとは思いません。すなわち、ラポールを築くことが売り上げに繋がると言えるでしょう。ラポールを築くためには、単純接触効果を活用することが重要といわれており、接触回数が増えるほど、好感度が増すという研究結果もあります。
ラポールは対顧客だけでなく、上司や部下との間でも築くことができます。