PPM分析とはProduct Portfolio Managementの略で、どの事業にどのぐらいの資金を分配するかを検討するためのフレームワークのことをいいます。市場の成長率と市場の占有率を主たる2軸として設定し、座標に対して事業・製品・サービスを的確に分類することにより、経営資源に関する投資配分が判断できるというものです。
PPM分析では、自社事業を花形(Star)・金のなる木(Cash Cow)・問題児(Problem Child)・負け犬(Dog)の4つのポジションに分けて分析します。これらの4つのポジションを各々確認することによって、自社事業の将来性を確認することができ、競合他社との売上格差を数値化することが可能になります。