ニーズとは英語でNeedsと表記し、欲求、要求、需要を意味します。マーケティング用語としては、「〇〇したい」「〇〇になりたい」といった顧客の欲求を表しています。
ニーズはウォンツと一緒にセットで登場することが多い用語です。ニーズとウォンツの違いは、顧客のなかで欲求を満たす手段が明らかになっているかどうかになります。例えば、「雨の日でも快適に移動したい」はニーズですが、「車が欲しい」はウォンツになります。
また、ニーズには「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」があり、顕在ニーズは欲求が明らかになっていること、潜在ニーズはまだ自覚していない欲求になります。マーケティングや営業の手法としては、潜在ニーズを顕在化することから始まります。手法は様々ありますが、テレマーケティングによってヒアリングを行い、ニーズを満たす商品やサービスを提案することでウォンツに結び付きます。ニーズとウォンツの違いを理解して、顧客が何を求めているかを考えてみましょう。